なぜ日本は「世界一ビジネスマンが学ばない国」なのか?

先日、本屋を徘徊していた時にスタディサプリが出しているこんな雑誌を発見しました。

雑誌自体のメインのコンテンツはMBAなどの社会人向けの大学院特集となっております。

世界一はどうかはわかりませんが、僕の肌感覚でも日本のサラリーマン・ビジネスマンは圧倒的に勉強していないと思います。

というわけで、今回はなぜそうなってしまったのかということと、だからこそチャンスであるということをお話していきたいと思います。

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なぜ日本のビジネスマンは学ばないのか?

終身雇用制

一番の理由は終身雇用制にあると思います。

この中でも2つの側面があると考えているのですが、まずはパフォーマンスが低くてもクビにされたり降格することがないという安心感です。
外資の企業だと年更新や契約が多く、結果によっては来年この会社にいられないかもしれないという常に緊張感を持つ必要があり、必然的に自分の能力を上げるという選択肢に至ることが多いです。

また年更新だと転職する回数も圧倒的に増えてきます。
そうした時に資格や何か履歴書に書ける成果を出して、自分自身の価値を高めておくことが必要になってきますので、会社にいてもちょっと焦る気持ちもありました。

次に終身雇用制ゆえに、定年までまとまった空き時間がなく、勉強したくてもしにくい環境であるという点も挙げられます。

転職文化の国であれば、

退職→学び直し→スキルアップ→より良い条件で転職

というサイクルが出来てきます。

週末や夜間での大学院とかもありますが、なかなかキツイスケジュールになることは避けられませんし、僕自身は片手間でやりたくないのでどうせ大学院に行くならガッツリフルタイムが良いと考えています。

ビジネスマンがよく勉強している国ほど、終身雇用制と離れているのはほぼ間違いないですね。

結局、人のインセンティブになるのは給料だとかお金の面なので、終身雇用と離れた文化になればなるほど自然と勉強しないといけないというマインドになっていきます。

このようなマインドは僕が海外で仕事を経験したことに対する最も大きな収穫であるかなと思います。

入るのがゴール文化

もうひとつの理由は大手企業に就職することがゴールとなってしまっている文化です。

大学受験も同様で、よく言われているのが日本の大学は入るのは難しくて卒業するのが簡単ということです。

就職に関しても同様のことが言えると思います。

日本全体で入ることがゴール文化が様々な所で浸透しているため、入ったあとはもう努力しないようになってしまいます。

あくまでこの入るのがゴール文化も、終身雇用制というのが前提にあるような気はします。

しかしこれからの就職やビジネスを考えていくと、上記のような前提(終身雇用制)が崩れつつあります。

また今まで日本国内だけで完結していたビジネスが、人口減少や国際化によって外国に出ていくようになると、現地の優秀な外国人とも競っていかないといけなくなります。
一番怖いのは彼ら外国人の方が優秀なのに国によっては給料が圧倒的に安くて済むということです。

企業は合理的に考えるので、こうした時に日系企業であっても日本人が選ればれないということは充分考えうる現象です。

周りが勉強していないのはチャンス

しかしこの状況は逆にチャンスであると僕は捉えています。

社会人の学び直しは、国が推進したり人生100年計画などにより、以前よりは社会に浸透してきました。

しかし定着するにはまだかなりの時間がかかると思いますし、僕の肌感覚でもまだまだ日本のビジネスマンは全然勉強していないです。
それでもいずれはやらざるを得ない状況がやってきます。

であれば早めに始めるのは周りと差を付ける大きなチャンスであると思います。

唯一の違いは就職してからも勉強を続けているか

大手企業の中で若くしてどんどん出世している人、起業家としてビジネスを成功させている人、様々な人を見てきましたが圧倒的に稼いでいる人達に共通して言えることは、

「常に新しいことを学び続けている」ということでした。

学歴とかいろんな要素はあると思いますが、全ては仕事を初めてからも勉強を続けているか、はたまた止めてしまったかということだけな気がします。

あとは勉強ん一貫ではありますが、圧倒的に読書もしていますね。

新しい分野を学べば新しい人との出会いとかもありますし、様々な角度で世界が広がっていきます。

とにかく唯一の差はこれなんじゃないかなと思う次第です。

まとめ

というわけで、僕は平日夜と週末はほとんどを勉強、ウェブサイト作業、読書に充てています。
もちろん長い休みは旅行に行ったりもしますが。

僕は現在、建築の仕事をしているので勉強は建築分野がメインにはなりますが、これからは縦の壁をはずして様々な分野に手を出してみることも必要だと考えています。

この勉強習慣は家庭を持ってからも続けていきたいですが、とはいえ20代のうちは色んな意味で余裕があるので自分に投資するチャンスだと思ってます。

既にだいぶ変わった感もありますが、これからもどんどん世の中は変わってきますので、「世界一学ばないビジネスマン」と言われないように常に学び直していきましょう。

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